キューバの治安総合ガイド

キューバの国旗
治安アドバイザー
観光客の多いオールドハバナ(旧市街)に行くならスリや置き引きに注意
キューバの治安 危険ランク
総合危険度 rank3(3/5)
殺人・強盗 rank2(2/5)
スリ・詐欺 rank3(3/5)
オビスポ通り rank3(3/5)
カサブランカ、ベダード rank2(2/5)
マレコン通り、カピトリオ、ミラマール rank2(2/5)
編集部
  • キューバの治安と今後
  • 観光客が遭遇する犯罪とトラブル事例
  • 渡航前に準備しておくもの
  • お金の知識・2重通貨制について
  • 両替詐欺に遭わないために
  • 市内の交通手段について
  • 宿泊の際の注意点
  • ハバナの市内で注意したいこと

キューバの治安と今後

結論から先に言えば、キューバの治安は中南米屈指の安全さを誇っています。それどころか、外国人狙いの犯罪に遭うリスクはタイやベトナムなどの東南アジア諸国よりむしろ少ないと言えます。しかしながら、置き引きもひったくりも報告されていますし、ごく稀には首絞め強盗のような悪質な犯罪もあります。国が開かれる一方で治安はだんだん悪化してきているという認識を持って行動した方がよいでしょう。

キューバで外国人観光客がよく遭遇するのは、以下のような事例です。

観光客が遭遇する犯罪とトラブル事例

オールドハバナのオビスポ通り周辺で、キューバ人のカップルに声をかけられ仲良くなった後、バーに行こうと誘われついて行った。「この店は安いから」と言われ、値段を見ずにモヒートを注文していたところ、勘定が日本の飲み屋と同じぐらいになっていた。

キューバ人はフレンドリーだから、きっと大丈夫と思って簡単に気を許してしまうと、つけこまれる可能性があります。この他にも、「誕生日パーティ」や「コンサート」に誘われてお金を払わされる事例が多く報告されています。

観光の前に準備しておくもの

キューバへは、長らくメキシコのカンクンもしくはカナダから行くのが日本人にとってメジャーな移動手段でしたが、2016年にはアメリカ発着便も就航するようになり、便利になってきています。アメリカとの国交回復に伴って観光客が今後大幅に増加することが予想され、のどかな国の雰囲気も近々変わっていくと言われています。

キューバへの海外旅行は、ツーリストカードや海外旅行保険の証明といった入国前の準備もさることながら、お金や宿泊など独自の方式があり、あらかじめ情報収集が不可欠です。現地ではインターネット環境がかなり悪いため、満足に調べものをすることは困難と思っておいてください。スペイン語辞書アプリ等も、オフラインで動作するものを入国前に準備しておくと安心です。

お金の知識・2重通貨制について

キューバのお金のシステムは2重通貨制で少しややこしいので、事前に学習しておく必要があります。

キューバペソには、「兌換ペソ(CUC)」と「人民ペソ(CUP)」の2種類の通貨があります。一般に、外国人が買い物をするような場所ではCUCを、地元の人が利用する食堂や路線バスなどはCUPが使われます。もともとCUCは外国人用の通貨として設計されていますが、外国人がCUPを使ってもなんら問題ありません。

ほとんどのものはCUCを通じて支払うことができる一方で、外国人向けのモノやサービスはCUPでは払えない場合が多いです。そして、同じ商品にCUCとCUPの値がついている場合、CUCで支払うとかなり割高になります。

まとめると、外国人CUCを中心に使うためまずはCUCが必要です。慣れて来たらCUPを使ってみればよいでしょう。

両替詐欺に遭わないために

両替所の周辺で「もっといいレートで両替できる」と男に声をかけられ応じたところ、CUCと偽って同額のCUPを渡された。

同額のCUPは、CUCの24分の1の価値しかありません。外国人がキューバペソの紙幣を見慣れていないのをいいことにだまし取る両替詐欺ですので、闇両替は絶対にするべきではありません。

ところでキューバでの両替は、中南米の他の国と違って日本円からでもレートに差がありません。街中ではクレジットカードを使ってATMでキャッシングをすることも理論上はできますが、「実際に使ってみたら自分のは受け付けられなかった」という事例もよく聞くため、複数枚持って行くなどの工夫をした方がよいでしょう。

市内の交通手段について

市内の移動にはタクシーかバスを使います。タクシーにはいろいろな種類があり、クラシックカーを綺麗に磨いたものや、三輪のココタクシーなど、レートもそれぞれです。運転手は、基本的にスペイン語しか話せません。

また、ハバナ市内は近郊鉄道もあります。ただし本数は多くありません。

次に、長距離移動の手段には飛行機と長距離バスがあります。国内線はクバーナ航空とアエロカリビアンがあり、長距離バスは外国人にはビアスール(VIAZUL)という会社のバスが最も利用されています。他に自国民向けにアストロ(ASTRO)というバスもありますが、若干の例外を除いて外国人は乗せられないことになっています。

最後に、長距離バスの代替手段として「コレクティーボ(乗合)」タクシーがあります。車自体はタクシーと同じで、乗せ方の違いでしかありませんから、乗るときにコレクティーボかどうか聞く以外に、見分ける手段はありません。

宿泊の際の注意点

キューバでの宿泊には高級志向のホテルか、そこそこの値段のいわゆる民泊(または民宿)の「カーサ・パラティクラル(カーサ)」の2種類が一般的です。なお、ハバナには大部屋をシェアするドミトリー形式の宿もいくつかあります。宿泊の予約は、最近インターネットでもできるところがかなり増えています。

カーサは民家とはいえ、鍵も渡してもらえますのでそれなりにプライベートも確保されます。カーサ内での盗難は基本的に起こりませんが、ごく稀に部外者である窃盗犯が清掃業者などになりすまして侵入してくる、という報告があります。

ハバナ市内で注意したいこと

ハバナのホセ・マルティ国際空港はキューバの玄関口で、空港から市街へはタクシーで行くのが一般的です。その他に、路線バスもあります。タクシーのレートは一律ですので、どれも大差ありません。

ハバナ市内では、観光客の多いオールドハバナ(旧市街)でひったくりや置き引きが比較的多いです。時に携帯電話やカメラなど電化製品は現地では入手困難な高級品ですので、狙われやすいと思って用心してください。

エリア別危険度

  • 危険度2 カサブランカ、ベダード、マレコン通り、カピトリオ、ミラマール
  • 危険度3 オビスポ通り

(参考)
外務省海外安全ホームページ
在キューバ大使館

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