デリーの治安

デリーの治安
治安アドバイザー
強引な犯罪が多いので毅然とした対応が必要です。特に女性は危険です。複数で行動したり、夜間は出歩かないなど最善の注意を!
デリーの治安 危険ランク
総合危険度 rank4(4/5)
ニューデリー駅周辺、メインバザール、パハルガンジ rank4(4/5)
コンノート、ジャマー マスジット周辺 rank3(3/5)
ハウズカース、ネループレイス、インド門 rank3(3/5)

インドはその首都の名前からしてその混沌が表れています。首都「ニューデリー」は、実のところはデリーの中の地区でしかありません。建設当時はデリーとは少し離れていたものの、デリーが拡張する中で飲み込まれひとつになってしまった、というのが実態です。現在のデリーは北側のオールドデリー(または単に「デリー」と呼ばれる)と、南側の新しい地区「ニューデリー」からなります。

デリーに郊外を含めた首都圏は約2600万人という人口で、とにかく人が多い。おおざっぱに言うと、ニューデリーの方が所得水準は高いのですが、そこにもスラムはあります。一方、オールドデリーは900年の歴史がある旧市街をかかえ、ムガール帝国時代の建築物など見所がたくさんです。

編集部
  • インディラ・ガンディー国際空港からの移動
  • リキシャでのトラブル事例
  • デリーで地下鉄に乗るなら注意したいこと
  • 市内の移動のポイント
  • 危険な時期はいつなのか?
  • 女性と治安
  • 犯罪事例・2012年インド集団強姦事件
  • 観光するなら知っておきたいこと
  • デリーよくいる詐欺師の事例
  • 近郊の都市へ移動するなら
  • 地域別危険ランキングまとめ

インディラ・ガンディー国際空港からの移動

デリーのインディラ・ガンディー国際空港から市街へは、エアポートメトロ(地下鉄)、プリペイドタクシー、普通のメータータクシー、空港バスまたは市バスで行くことができます。プリペイドタクシーは、チケット売り場の職員が白タク(無許可のタクシー)運転手と結託していたり、目的地でないところへ連れて行ったりという事件が度々起こっています。タクシーのチケットは目的地に着いてから渡すようにしましょう。移動は、ホテルの送迎サービスを使うのが最も安全です。

リキシャでのトラブル事例

空港からエアポートメトロでニューデリー駅まで行き、そこから鉄道のニューデリー駅に向かう途中、「この先は通行止めだ」とリキシャの運転手に言われ、代わりにリキシャに乗ったところ、悪徳旅行代理店に連れて行かれてしまった。

デリーで地下鉄に乗るなら注意したいこと

地下鉄を使う場合、車で変なところに連れていかれる心配はない代わりに、駅周辺で悪いインド人につきまとわれる恐れがあります。駅員や警察官に偽装した人もいて初心者にはわかりにくいですが、すべて無視しなければいけません。悪徳旅行代理店には自称「政府の観光案内所」も含まれます。また、地下鉄は深夜は走っていません。深夜着の場合、ホテルの送迎がなければ朝まで待った方がよいでしょう。

市内の移動のポイント

市内の主要エリアにはタクシー、地下鉄やバスで行くことができます。近距離の移動にはリキシャがありますが、乗車前に交渉が必要です。英語ができる場合は、現地でSIMカードを購入した上で配車アプリに登録し使うという方法もあります。配車アプリは隆盛で、”uber”と”ola cab”などがあります。

危険な時期はいつなのか?

デリーの大気汚染は有名です。一年のうち10月下旬から1月にかけてが最もひどく、スモッグのせいでフライトがキャンセルになることもあるぐらいです。当然人体への影響も懸念され、たとえばニューデリー日本人学校では、大気汚染の度合いによって休み時間の外遊びを禁止するといった措置をとっているそうです。

特に、10月下旬から11月上旬の間(毎年日程は変わります)に「ディワリ」というヒンドゥー教の祭が開催される前後は、大量の花火によって汚染が悪化します。ひどい場合、目や喉、肺の痛みといった症状が出ます。

豆知識)AQIとPM2.5
大気汚染の指標にはAQI(Air Quality Index =大気汚染指数)やPM2.5濃度などがあります。これらによれば、デリーをはじめとするインドの大都市は世界トップレベルの深刻さです。

女性と治安

インドは女性旅行者にとってリスクが高い国のひとつです。中でもデリーは悪名高い2012年の集団強姦事件などに代表されるように、性犯罪が大問題になっています。目的地と違うところへ連れて行かれ軟禁される事件が頻発していますので、男性も含め一人で行動しないことや、深夜に外出しないことなどはせめて守るべきでしょう。

犯罪事例・2012年インド集団強姦事件

双方ともインド人である医学生の女性とその友人の男性が、深夜に公共交通を偽装したバスに乗ってしまい、二人とも暴行を受けた事件。女性はレイプされたあげく死亡した。

この事件は、地元女性ですら危険にさらされているということを世界に知らしめました。日本のメディアでも、インドで日本人旅行者のレイプ事件が相次いでいると取り上げられるくらい、この問題は非常に深刻です。どうせインドは軽犯罪ばかりだとみくびっていると、大変な事態になりかねません。

観光するなら知っておきたいこと

デリー市内の観光名所はムガール帝国時代の遺跡ラール・キラー (レッド・フォート)、ムガール建築で世界遺産のフマユーン廟や、同じく世界遺産のクトゥブ・ミナールなどがありますが、特に人気のスポットではありません。観光地入り口にいて声をかけてくる人は無視するべきです。

デリーよくいる詐欺師の事例

メインバザールで、あらかじめ手配しておいた宿に行こうとリキシャ運転手に行き先を告げたところ、「その宿はもう閉鎖した」などど言われ、代わりの宿に案内されてしまった。

インドでは、特に大都市に適当なことを言う詐欺師がたくさんいます。人の言うことをうのみにせず、必ず自分の目で確認するようにしてください。また万一、悪徳旅行代理店に連れて行かれてしまった場合、建物の中に入ると鍵をかけられることがあるので騙されたと気づいた段階ですぐに離れましょう。

近郊の都市へ移動するなら

郊外には比較的新しい計画都市グルガオンがありますが、観光地としての見所は特にありません。近郊の町、といってもかなり遠いですが「ピンクシティ」の別名を持つジャイプール、さらに行ったところにタージマハルのあるアグラがあります。電車は遅れるのが状態なので、時間に余裕があまりない人は飛行機がよいでしょう。また電車の場合、夜遅くに到着してしまうとリスクが増えるので、かなり遅れたとしても大丈夫なように早めに出発するべきです。

最後に、デリーからムンバイは相当な距離があります。インドは広大ですので計画段階でgoogleで距離計算を行うとよいです。

地域別危険ランキングまとめ

危険度4 ニューデリー駅周辺、メインバザール、パハルガンジ
危険度3 コンノート、ジャマー マスジット周辺、ハウズカース、ネループレイス、インド門

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