

ハノイの治安 | 危険ランク |
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総合危険度 | ![]() |
ホアンキエム湖、旧市街 | ![]() |
夜のドンスアン市場 | ![]() |
ロンビエン橋、ハイバーチュン区 | ![]() |
物価が安く日本人好みの民芸品や食事があるのはもちろんのこと、ベトナムは新興国の中で凶悪事件やテロの危険が比較的少なく、しかも日本からそう遠くないため、あまり旅慣れていない人や学生バックパッカーにも人気があります。

- ハノイの治安と危険について
- ハノイで多発する犯罪
- ノイバイ空港からの移動
- 空港からのタクシー移動でよくあるトラブル
- 空港からバス移動でよくあるトラブル
- 人の多いところに行くなら注意したい置き引き被害
- 窃盗・置き引き被害について
- 危険な時期
- ハノイのエリア別・危険度まとめ
ハノイの治安と危険について
ホーチミンシティと比べ、歴史を感じさせる場所が多いハノイですが、古い町並みはその分ごちゃごちゃしています。そして、雑多で活気のあるところには事件も多発します。ベトナムはテロや殺人などのリスクが少ない反面、ぼったくりやスリが日常的に見られますのでくれぐれも油断は禁物です。
ハノイで多発する犯罪
人の多い夜の旧市街を歩いたところ、気づいたら背負っていたリュックサックが開けられていた。
海外では、人がたくさんいるところを歩くときは、ショルダーバッグやリュックサックは必ず前面に持っておかなければ、それだけで窃盗犯からは旅慣れていないと思われてしまいます。また、ファスナーに南京錠をかけていたとしても、カッターナイフで下面を切り裂いて中身を盗る輩がいますので万全ではありません。
ノイバイ空港からの移動
ノイバイ空港から市街までは、市バスが運行しています。夜遅くや、目的地まで直行したい場合、タクシーを使いますが、行儀の悪い運転手も散見されますので注意が必要です。
また、空港から出ているミニバスは、勝手に別のホテルに乗客を連れて行って勧誘する手口が報告されていますのでオススメしません。タクシーでもそうですが、もしホテルを予約していない場合でも、泊まりたい場所があるならあたかも既に予約しているかのようにふるまうのが勧誘を避ける方法のひとつです。
空港からのタクシー移動でよくあるトラブル
空港からのタクシーで回り道をされ、割高な運賃を請求された。
この人は、ホテルと住所(通りの名前)を教えたのに、わざと同名の別の通りに行かれてしまったのだそうです。特に、認可タクシーを装った白タク(無認可タクシー)にはくれぐれも気を付けましょう。
空港からバス移動でよくあるトラブル
バスに乗って目的地まで行ったが、降りようとしたら財布がなかった。
思い当たることとしては、乗車時に、降りようとする人に道を阻まれたのだそうです。その短い隙にもうやられてしまっていたのでしょう。財布をズボンの後ろポケットに入れることは、非常にリスキーですのでやめましょう。
人の多いところに行くなら注意したい置き引き被害
バスターミナルなどの街中だけでなく、ホテルのロビーや空港のカウンターですら、うっかりしていると盗難に遭ってしまう可能性があります。荷物を不用意に身体から離して置くことは避けましょう。
窃盗・置き引き被害について
空港のカウンターに友達と並んでいたら、足元に置いていた鞄がいつの間にかなくなっていた。
友人と話している間に少しの間注意がそれてしまっていたのでしょう。この他にも、空港の中だからもう安心と思って携帯を触っているような人も比較的狙われやすいです。窃盗のプロが相手だと素人にはなかなか勝ち目がありませんから、まず犯人に目をつけられないことが第一歩。そのためには、他の人と比べて注意を怠っている印象を与えないようにすることが大切です。
危険な時期
ベトナムでは西暦の新年よりも、テト(旧正月)の方がはるかに重要です。たいてい、2月が、陰暦の正月のため西暦では毎年日付が違います。テトの前には犯罪が増加する傾向があります。また、お祝い中はお酒を飲む人がたくさんいることから交通事故も増加します。
旅行客にとっては、この期間は営業していない店も多いことからあまり旅行向きではありません。
ハノイのエリア別・危険度まとめ
危険度2 | ハノイ市内 |
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危険度3: | ホアンキエム湖、旧市街 |
危険度4: | ロンビエン橋、夜のドンスアン市場(ナイトマーケット)、ハイバーチュン区 |
