イタリアの治安総合ガイド

イタリア国旗
治安アドバイザー
観光でローマやナポリに行くなら要注意。
イタリアの治安 危険ランク
総合危険度 rank2(2/5)
殺人・強盗 rank2(2/5)
スリ・詐欺 rank3(3/5)
ローマ、ナポリ、パレルモ rank3(3/5)
ミラノ、フィレンツェ、ベネチア、ピサ、トリノ、バチカン市国、ジェノバ、ボローニャ、ベローナ rank2(2/5)
イタリアと言えばマフィアが有名ですが、観光で怖い目に遭うことはまずありません。逆に、一説ではマフィアの存在によって今の水準の治安が保たれているとも言われています。

南北に長い国土は一般的に南に行くほど治安が悪いと言われています。ただし、観光客が足を運ぶようなところで比較的危ないのはナポリとローマぐらいです。犯罪の手口としてはスリや置き引きが大多数で、ときに飲み物に睡眠薬を入れられたり、いきなり襲いかかられる例も報告があります。

さて、ヨーロッパは近年、地中海を渡ってくる難民の問題に頭を悩ませていますが、イタリアはその玄関口のひとつにもかかわらず、移民・難民による事件はまだ目立ちません。さらに、旧ローマ帝国の中心地でカトリックキリスト教会の総本山であるバチカン市国を抱えながらイスラム国(IS)等の関連のテロ攻撃をいまだ受けていないのは、特筆すべきところです。

編集部
  • 観光で注意すること
  • 犯罪事例・バイクでのひったくり
  • 犯罪事例・野宿している間にギターをケースごと盗まれる
  • お金に関すること
  • 買い物について
  • 交通手段
  • テロは大丈夫なのか
  • 都市別危険度まとめ

観光で注意すること

イタリア旅行中に観光客が一番気を付けるべきはスリや置き引き、それから言葉巧みに近づいてくる不審者です。ヨーロッパでアジア人は目立つ、ということを念頭において、泥棒に目を付けられないようにするにはどうしたらいいか、を考えて対策の準備をするといいでしょう。

犯罪事例・バイクでのひったくり

ナポリの歴史地区を散策しているときに、後ろからやってきたバイクにカバンをひったくられた。その際、盗られないようにとっさに握りしめたために転倒し、負傷した。

とっさの反応というのは性格的なものなので、なかなか変えることはできません。対策としては、カバンを持つ場合は通路と反対側に持つこと、またこまめに後方を確認することはバイクによる窃盗だけでなくスリ対策にもなります。貴重品を全てカバンの中に入れる代わりに、分散して体に密着する場所に固定しておくという方法もあります。

犯罪事例・野宿している間にギターをケースごと盗まれる

ギターを片手に男一人でバックパッカー旅行をしていたところ、ローマ中心部(セントロ)のティブルティーナ駅で野宿中、寝ている間にギターのハードケースごと何者かに持って行かれてしまった。

言うまでもなく、野宿のリスクを考慮すればホテルをとるべきなのは明らかです。安全は買いましょう。この例は盗まれるだけでまだよかったですが、ローマ中心部の治安に照らせば、いつ襲われてもおかしくないです。ローマは甘くないです。

お金に関すること

イタリアはEUの共通通貨ユーロを採用しています。ユーロは、日本国内で両替することができます。一般的に空港での交換レートは悪く、外貨両替ができる銀行や金券ショップの方が得です。現地の銀行は信頼できますが、表示されているレートでの両替とは別に手数料がかかることがあります(銀行によって違います)。

また、街中ではクレジットカードを使ってATMでキャッシングをすることもできます。ただしATMは操作が外国語なので、操作方法は事前にネットなどで予習しておくことをおすすめします。

買い物について

イタリアにはチップ(“mancia”=マンチャ)の習慣があります。サービス料が既に含まれている場合はチップを払う必要はありませんが、本人があげたいと思った場合は追加でチップを払ってもなんら問題ありません。

イタリアではクレジットカードが普及しており、ATMで現金をおろすのにも使えるほか、多くの店でカード払いができます。その際、伝票に書き込むことでチップもカード払いできます。なお、クレジットカードは万が一機械が受け付けなかったときに備えて、複数枚(別のカード会社が望ましい)持っておくべきです。

交通手段

旅行者が使用する国内の代表的な交通手段は、飛行機、鉄道、トラム(近距離用の電車)、バス、タクシー、レンタカーです。タクシーはタクシー乗り場から乗るか、ホテルで呼んでもらいます。流しのタクシーは期待できません。

イタリアの特に大都市は違法の「白タク」によるぼったくりが問題でしたが、近年は多少改善されてきています。ちなみに白タクというのは違法タクシーの総称であって車体の色を指すものではありません(白タクの車体が何色かはわかりません)。例えばローマは正規タクシーの車体は白色に統一されています。くれぐれも混乱のないように。

また配車アプリでは2017年4月からuberが禁止され、現在はmytaxiやHailo等があり、多少の英語かイタリア語等が読めれば使えます。

長距離移動は飛行機、鉄道、バスがあります。LCC(格安航空会社)ではライアンエアー(ryanair)、イージージェット(easyjet)、ブルーパノラマ航空等があります。周遊の場合は
レイルパスというイタリア国内の鉄道の乗り放題券、また周遊のユーレイルパスも便利ですが、これらはヨーロッパに来る前に購入しておかないといけません。

テロは大丈夫なのか

イタリアは世界屈指の観光大国なわりにヨーロッパの中でテロ被害が少なめです。特に、IS系のテロ被害はまだ出ていません。近年では2016年1月にローマ県チビタベッキアで車5台を爆破するテロがありましたが、これは国内のテロ組織の仕業でした。

ただし今度も起きない保障はどこにもない、というのはイタリア国民も感じているところです。2017年6月には、国内のサッカースタジアムで爆竹の音をテロ攻撃と勘違いして観衆がパニックになり、約1500人が負傷する事件がありました。身を守るには、やはり人が多く集まる場所はなるべく避けるのが一番です。

都市別危険度まとめ

危険度3 ローマ、ナポリ、パレルモ
危険度2 ミラノ、フィレンツェ、ベネチア、ピサ、トリノ、バチカン市国、ジェノバ、ボローニャ、ベローナ

参考:海外安全ホームページ・外務省
参考:犯罪発生状況、防犯対策・外務省

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