

ジャカルタの治安 | 危険ランク |
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総合危険度 | ![]() |
ベイウォーク、セノパティ通り、スナヤン | ![]() |
クニンガン、タムリン、スディルマン、クマン、モナス周辺、グロドック、ブロックM | ![]() |
コタ | ![]() |

- ジャカルタの治安とトラブル
- スカルノハッタ国際空港からの移動で注意したいところ
- 空港からのタクシーでのトラブル
- ジャカルタ市内の移動手段と注意事項
- 国際テロ
- テロの被害は海外旅行保険でカバーされるのか
- ジャカルタに潜む投資詐欺
- 投資詐欺の実例
ジャカルタの治安とトラブル
ジャカルタは1千万の人口を抱える国際都市ですが、観光の目玉となるようなスポットはあまりありません。知人訪問などの用事がないなら、2日もあれば十分な町です。
近年、急激な経済成長とともに治安はかなり良くなってきているとはいえ、新興国の首都ですのでそれなりの警戒は必要です。不用意に夜道を歩いたりするのは避けるのが無難です。
スカルノハッタ国際空港からの移動で注意したいところ
世界的な渋滞で悪名高いジャカルタで、観光客にとって特に問題なのが空港から市街地までの間で大渋滞が起こることです。スムーズに行けば40分程度のところ、ひとたび渋滞になればその何倍もの時間がかかってしまいますのでスケジュールには余裕を持ってのぞみましょう。
スカルノハッタ国際空港から市街まではエアポートバスもありますが、荷物がある場合タクシーを使うのが一般的です。一番人気のタクシー会社ブルーバードは並ばないと乗れません。空港では自称「ブルーバード」の客引きが寄ってきますが無視して、専用乗り場に向かってください。
空港からのタクシーでのトラブル
空港から市街地のタクシーに乗ったが、下車時にお釣りをごまかされた。
理由は3つ考えられます。まず、タクシーの運転手は細かいお金を持っていない場合の方が多いです。次に、運転手はある程度のチップを受け取ることに慣れています。
最後に、そもそも勘定が厳密でなくアバウトなお国柄であること、以上から、必ずしも悪意のある行為ではなかったかもしれません。多少のお釣りは返ってこないと想定し、タクシーに乗る際はあらかじめ少額紙幣を準備しておくことをおすすめします。
ジャカルタ市内の移動手段と注意事項
ジャカルタはかなり大きい町で、かつ渋滞が深刻ですので移動は効率的なルートを前もって考え計画的に行いましょう。タクシーの他には、一部の区間には電車のように乗れるトランスジャカルタという路線バスもありますが、外国人で利用する人はそう多くありません。利用する際は目立ってしまうことを覚悟して、特に混雑時にはスリ等に用心しましょう。
国際テロ
普段は平穏なジャカルタも、2000年以降、2003年,2004年、2009年、2016年に一件ずつ爆弾テロが起きており、安全とは言い切れません。傾向としては高級ホテルや大使館およびその周辺に集中しています。人が多く集まる空港やショッピングモールなども標的になりうるため、今後も注意が必要です。
テロの被害は海外旅行保険でカバーされるのか
もしテロの被害に遭った場合、海外旅行保険で補償されますか?
普通に海外旅行できるような場所で突然起きるテロ行為については補償対象になる場合が多いです。保険会社によって特約がありますので確認してください。
ジャカルタに潜む投資詐欺
ジャカルタを訪れるビジネスマンに接近する事例が多数報告されています。手の込んだ方法では、社長に会社のウェブサイト経由で商談を装ってメール連絡し、商機だからと言葉巧みにインドネシアまで呼び出したケースもあるようです。よく知らない人からいきなり「ここだけの秘密」と投資の話を持ちかけられても、うまい話などあるはずがありません。
投資詐欺の実例
ウェブサイトで海外不動産投資に興味を持ち、日本人経営の会社に連絡をとって現地視察までして確認したのに、手付金の送金後に夜逃げされた。
いつの時代も、日本人だからという理由だけで信頼しては足元をすくわれる人がいます。まだ何もないまっさらな土地を指して「ここに立派なコンドミニアムが建つ」ということは、誰にでもできます。今の世の中、立派なウェブサイトを作ることも簡単ですので、見た目の迫力に騙されないようにしましょう。
ジャカルタのエリア別・危険度まとめ
危険度1:ベイウォーク、セノパティ通り、スナヤン
危険度2:クニンガン、タムリン、スディルマン、クマン、モナス周辺、グロドック、ブロックM
危険度3:コタ
