

クアラルンプールの治安 | 危険ランク |
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総合危険度 | ![]() |
ブキッド・ビンタン | ![]() |
チャイナタウン | ![]() |
KLCC、ムルデカ | ![]() |
クアラルンプールの治安とトラブル

- クアラルンプールの治安とトラブル
- クアラルンプール国際空港からの移動について
- 観光で注意したいこと
- ブキッド・ビンタンの犯罪事例
- ショッピング・買い物で注意したいこと
- 偽物ブランドを購入してしまう観光客
- 知らないで購入した偽ブランド品を日本に持ち込むと捕まるの?
- クアラルンプールのエリア別危険度ランキング
クアラルンプール国際空港からの移動について
クアラルンプール国際空港はKLIAという略称を持ち、第二ターミナルはKLIA2と呼ばれ2014年に開業しました。どちらのターミナルからもKLIAエキスプレスという電車が出ています。その他に、比較的利用客が少ない鈍行列車でKLIAトランジットというものもあります。
タクシーに乗る場合は前払いのクーポンタクシーとメーター制タクシーが選べ、人数によってはタクシーの方が割安になります。また、街中と同様、空港からも配車アプリ”uber”、”grab”の使用ができます。
観光で注意したいこと
KL市内の観光スポットはそれほど多くありません。主要な場所にはMRT(高架電車)で行くことができますし、タクシーも便利です。その他に、「GO(ゴー)KLシティバス」という、主として観光客向けの無料循環バスもあり複数のルートを走っています。市内は基本的に安全ですが、やはり海外なので油断は大敵です。
ブキッド・ビンタンの犯罪事例
ブキッド・ビンタンの路上で親切そうな現地人に日本語で声をかけられ、いろいろと話をした後、仲良くなってその人の家へ行くことになった。ところがそこで賭博が始まってしまった。
たとえ家庭料理を振る舞ってもらっても、それは帰りにくくさせるための作戦にすぎません。トランプ賭博もはじめのうちは勝つことができるのですが、最終的には必ず負けてしまい、それからはお金を払うまで返してもらえません。このようないかさま賭博詐欺(ブラックジャック詐欺)は周辺諸国でも見られ、一人で観光している旅行者を狙う傾向があります。相手の家まで行ってしまうと帰りづらいので、当然ながらついていかないことが肝要です。
ショッピング・買い物で注意したいこと
マレーシアでも露店では価格交渉がつきものですが、他の国と少し様子が違うのは、偽ブランド品を正規品と偽って売ってくることがあるということです。先進国以外では、基本的に露店で販売されているものはすべて偽物だと思った方がいいでしょう。
偽物ブランドを購入してしまう観光客
チャイナタウンで偽ブランド品を買ってしまった。あまりにも堂々とそこら中に並んでいるので、全部本物なのだろうかと思ってしまう。いえいえ、そんなわけがありません。百歩譲ってたとえ見た目でだまされたとしても、価格から常識的に判断すればわかることです。しつこく勧誘されても手を出さないようにしましょう。
知らないで購入した偽ブランド品を日本に持ち込むと捕まるの?
偽ブランド品やコピー商品の日本への持ち込みが関税法によって処罰されるのはよく知られています。この規定は、偽物だと本人が知ってようが知らなかろうが関係ありません。
ただ、最近の偽ブランド品には品質も似せて作ってあるものがたくさんあり、私たちが知らずに買ってしまうようなこともあり得ます。このようなものを誤って日本に持ち込む場合、通常は指摘された後に任意放棄という扱いになるため、処罰される可能性は極めて低いといえます。言い換えると、服や鞄等の日用品をその場で脱げと言われるようなことは普通はありません。
別の視点から考えてみましょう。現実的な問題として、途上国から日本へ旅行に来る外国人の持ち物をひとつひとつ偽物かどうか調べるなどというのは非現実です。当局にとっては、大量あるいは反復的に商業目的で偽ブランド品を持ち込む業者に的を絞って摘発するのが合理的というものです。
クアラルンプールのエリア別危険度ランキング
危険度2 | KLCC、ムルデカ・スクエア、セントラルマーケット、レイクガーデン、旧クアラルンプール駅 |
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危険度3 | チャイナタウン、ブキッド・ビンタン |