

リオデジャネイロの治安 | 危険ランク |
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総合危険度 | ![]() |
セントロ | ![]() |
コパカバーナ、イパネマ | ![]() |
フラメンゴ、ボタフォゴ、レブロン | ![]() |

- 国際空港からの移動について
- ガレオン空港内での犯罪事例
- 市内の移動で注意すること
- 観光スポットの注意事項
- 抱き付き強盗・犯罪事例
- リオデジャネイロに特化した犯罪地図アプリは必須
- リオのカーニバルで注意すること
- エリア別・危険度まとめ
国際空港からの移動について
リオデジャネイロはガレオン(カルロス・ジョビン)国際空港とサントス・デュモン空港の2つの空港があり、国際線はガレオン国際空港に発着します。ガレオン空港から市街へは、ホテルの送迎がない限りはタクシー、リムジンバス、またはバスと地下鉄の組み合わせで行くことになります。タクシーが速くて便利です。
ところで、リオでは空港の中での置き引きやスキミングが多発しています。手口としては、ATMにスキマーと呼ばれる器具を仕掛けておき、知らずにATMを利用した人のカード情報を抜き取ってしまうものです。極力利用しない方がよいです。どうしてもATMを利用する場合は銀行の中などにしましょう。
ガレオン空港内での犯罪事例
ガレオン空港の中を移動しているとき、「背中に何かついているよ」と知らない人がジェスチャーで教えてくれ、親切にもふき取ってくれた。その数分後、スマホがなくなっているのに気付いた。
この手口はブエノスアイレスを中心に南米で広く普及していて、「ケチャップ強盗」と呼ばれています。色のついた液体やキャラメルなどを服につけ、それを拭いてあげる振りをして所持品を盗み取るものですから、どんなことがあろうとも所持品から注意をそらしてはいけません。この手口に限らず、犯人は注意をそらしている間に貴重品を盗もうとします。簡単に取り出せるようなところには大切なものをしまわないようにしましょう。
市内の移動で注意すること
主要な場所へはメトロ(地下鉄)や電車、BRTと呼ばれるバスで行くことができます。北部は治安が悪いところが多いので地下鉄マラカナン以北は注意してください。バスは、セントロ発着の便でバスジャックや運転手と乗客のトラブルが比較的多く発生しています。バスに乗る場合、前方の座席の方が犯罪に遭うリスクが低いです。
サンパウロと同様、徒歩の移動はなるべく避け、短い距離の移動でもタクシーを利用しましょう。なお、タクシーは流しを拾うより、配車アプリの”99taxis”,”easy taxi”または”uber”を使った方がより安全です。
観光スポットの注意事項
観光スポットとして名高いコパカバーナ、イパネマ等の海岸は、観光客狙いのスリや強盗も多く報告されています。貴重品を持って行かない方がよいです。
抱き付き強盗・犯罪事例
友人とコパカバーナのアトランティカ大通りを歩いていたところ、売春婦風の女性4人にしつこく声をかけられたので無視していたら、突然一人が行く手に立ちはだかって体をこすりつけてきた。少しして去って行ったが、気付けばスマホがなくなっていた。
このような「抱き付き強盗」は、世界中で起きている手口です。囲まれてしまうと圧倒的に不利なので、あやしい人がいたらルート変更するぐらいの心づもりでいてください。
リオデジャネイロに特化した犯罪地図アプリは必須
サンパウロのページで紹介した”Onde Fui Roubado”のほかにも、リオで起きた犯罪に特化した情報を提供しているアプリで”Fogo Cruzado”があります。こちらはポルトガル語にしか対応していませんが、地図と数字を見れば地区別傾向が一目瞭然です。
リオのカーニバルで注意すること
リオデジャネイロといえば、毎年イースターの48日前に開かれるカーニバル(カルナヴァウ)があまりにも有名です。開催期間中はとてつもなく人が多く、カメラやスマホをはじめ、貴重品をひったくられることはある程度覚悟して行動してください。必要以上のお金は持ち歩かないこと、身分証明はオリジナルのパスポートではなく、白黒コピーで十分です。
エリア別・危険度まとめ
危険度3 フラメンゴ、ボタフォゴ、レブロン、ポン・ジ・アスーカル、コルコバードの丘、バーハ、テオドロ
危険度4 コパカバーナ、イパネマ、セントロ
参考)領事館リオ五輪特設ページ
