なぜ海外旅行保険が必要なのか

海外旅行中に万一病院にかかる場合、治療の内容や言葉の問題もさることながら、請求される金額も心配になります。特に入院や手術を含む事態では、日本で同じ治療を受けて支払う額より多くなりがちです。また、観光客は目立つのでスリや置き引き犯に狙われることもあります。

多くの人が海外旅行保険に申し込む理由は、病気や盗難被害をカバーしてもらえるからです。
海外旅行保険がない

盗難被害は私達が注意を払うことで、ある程度は避けることができます。しかし、問題は病気ですね。海外旅行の前に病院で検査してもらい万全の状態で渡航しても水が合わなかったり、食事や歯磨きのときに病原菌が体内に取り込まれてしまうこともありあます。

どれだけ私達が注意深く行動しても、不測の事態が起こり得るワケです。例えば、スマホが盗まれてしまったら、携帯会社に連絡して、端末は諦めるだけですが、身体のトラブルはどうすることもできませんよね。

そして医療費が異常に高いワケです。日本の病院では、健康保険が使えるので自己負担率が低く設定されています。

しかし、日本人が海外で病気や怪我になった場合、高額な医療費を請求されます。(=10割負担) また、以下の理由もあります。

  1. そもそも治療費や薬、入院費用の相場が高い国が多い
  2. 救急搬送は有料である国が多い
  3. 海外では既往歴などが不明なので、たくさんの検査をすることになる
  4. 日本人は金持ち用の病院に回される

治療費や薬、入院費用の相場が高い国が多い

アメリカなどが有名ですが、途上国にも高い国が多くあります。というより、大抵の国は高いと思っておいた方がよいです。ただし、処方された薬のジェネリックがあるか購入する前に確認して手に入れば薬代が相当安くなることもあります。

救急搬送は有料である国が多い

日本では救急車は無料ですが、外国ではそうでない場合がよくあります。これもアメリカなどが有名です。さらに、観光地など地方にあったり、すぐ近くに対応できる大病院がない場合はなおさらです。もしもヘリでの搬送や山での捜索になれば「救援者費用」として数百万円以上になる場合もあり得ます。

既往歴などが不明なので、たくさんの検査をすることになる

観光で必要なレベルの語学力があっても医療場面では苦戦してしまいます。ましてや日常の言葉が不自由な場合はなおさら、十分に説明できなくて一から検査するようになることがあります。持病やアレルギーなどある人は特に、事前に少なくとも英語でなんというかを調べてメモしておくとよいです。

日本人は金持ち用の病院に回される

これは途上国で起こりがちですが、日本人など先進国の人が選んで行く病院は設備の整った私立病院であることが多く、そこでの治療もよく言えば手厚い、悪く言えばいろいろ余計なものまで検査されたり処方されます。入院に際しても高めの個室が割り当てられたりします。

日本の健康保険制度に「海外療養費」の事後請求がありますが、これは海外で受けた治療(治療目的の渡航は除く)を日本での医療の点数に置き換え、該当分の7割を健康保険が払うものです。そのため、日本で認められていない治療、または救急車のように日本では無料であるものについては適用されません。

怪我の事例・犬にかまれる

南米エクアドルで犬に軽く噛まれて念のため自分で病院にいったところ、破傷風、狂犬病などのワクチンを複数回接種するはめになった。

このような、地元の人なら病院にすら行かないようなケースでは、私立の大病院に行くと「万が一に備えて」いろいろな治療をされることがあります。このケースでは、かまれた日本人(筆者ですが)は出発前に狂犬病の予防接種をしていましたが、かまれた後も一週間程度の期間を空け3回の接種をすることになりました。

交通事故の事例

南米グアテマラでたまたま乗っていたチキンバスが交通事故に遭い、幸い自分は無傷だったがむち打ちが心配で翌日病院に行った。なるべく設備が整った首都の大病院を選ぶようにしたが、言葉が不自由な中で診察してもらい、終始不安だった。

このケースでは自分で病院を選ぶ余裕もあり、またどの科を受診するべきかなどインターネットで調べる時間もあったため、比較的スムーズでした。むち打ちの検査ではまずレントゲン検査などをしますが、比較的きちんとした設備および技師と、その結果をちゃんと見ることのできる医師が必要です。念のため、帰国した後にも改めて検査からやり直した方がいいかもしれません。

高額な医療費を避けるためにどうするべきなのか

旅行代理店を通して海外旅行ツワーに申し込んでいるなら、海外旅行保険の案内を受けたはずです。旅慣れていない人なら、その費用をケチらず入会しましょう。しかし、海外旅行保険の費用は渡航する国や旅行日数で決まるため、一週間ほど海外に滞在するなら結構な出費になってしまうというデメリットがあります。

そんな人におすすめなのが海外旅行保険付帯のクレジットカードです。今時、海外旅行にクレジットカードを持っていかない人はいないはずですが、海外に行くなら海外旅行保険付帯のクレジットカードを持ち歩きましょう。

盗難被害をカバーするため

まず、該当する海外旅行保険に携行品損害補償がついているなら、被害を最小限に食い止めることができます。一般的に保険料の高いものほどしっかりと補填てもらえます。

補填金額は、海外旅行保険の携行品損害補償の範囲と金額をチェックしましょう。また、海外旅行保険の保証請求をする際に、現地警察の盗難証明や事故証明が必要になるので以下の記事を参考にして下さい。

海外で被害届を出すには

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